プロ野球の名門巨人軍のスラッガー

王さん長嶋さん

巨人軍はプロ野球の名門中の名門で今なお、伝説となっているV9を達成したチームでもあります。V9を達成した時には球史に残る偉大な二人のスラッガーがいたことによって、これだけ長期間にわたって日本一に輝き続けました。

まず、一人は世界のホームラン王、王貞治で通算868本はメジャーリーグを含めても世界で一番の本塁打数を誇っており、それ以外にも超弩級の成績を残し続けました。王貞治の輝かしい球歴というのは語り尽くすことができるものではなく、13年連続本塁打王に輝いた実績であったり二度の三冠王など記録男の名にふさわしい数々の輝かしい記録を残しています。
そして、もう一人忘れてならないのがミスタープロ野球こと長嶋茂雄であり、王貞治の影に隠れがちで記憶の人と思われていますが、この長嶋茂雄も記憶だけでなく記録に関しても超一流のものとなっています。

通算本塁打は444本と一流のスラッガーにふさわしい成績を残していて、新人の頃には後ホームラン一本でトリプルスリーを達成という記録を残しています。この新人の記録の裏話としては、一塁ベースを踏み忘れて取り消しになったホームランがあるので、それをしっかり踏んでいれば新人からいきなりトリプルスリーを達成したということになるのです。巨人軍のV9の輝かしい歴史の中で、この二人の強打者は外すことができないものとなっています。